世界で一番非生産的（自己観測）と思われる木の実

この写真を見て欲しい。

この男性の手に握られている不可思議なもの。

実（じつ）はこれは全体で一つの実（み）でありメインはこの下にちょこり付いている勾玉部分。

たったひとつの実（種）の為にこんなに不可思議で非生産的な実りをする野菜（？）

それはカシューナッツ。

日本ではあまり見かける事は無いのだが、実はカシューナッツ。

このような形態で木の上になっている。

この緑色の大きい果肉的な所は全てこの種の養分となると思われる。

現地の人によると食べられるとの事なので、

まずは挑戦。

あまりのすっぱさとシャバさに思わず吐き出してしまう。

（現地の実を取って食べさせてくれたおばちゃんほんとうにごめんよ。）

そして、その下についている勾玉の形の実を剥いてみると・・・

これが固い！

写真の手のおじさんが

足で踏んだり

噛もうとしたり

色々するなか、

おばちゃんが持って来たペンチ（文明の利器！）

で割出したところ

中から生カシューナッツが！

それもたった1個！！！

という訳で

生のまま頂いてみる！

と

うまーい！！！(●⌒∇⌒●) 

なんともほんのりと甘いのである。

こりこりとした感触というより少し湿っていて柔らかい。

しかしカシューナッツ！

なんと非効率的な生産方法なんだ！

こちらの国ではこうしたカシューナッツの木がそこいら中に生息しており、

人々はそれ等をつんでいって食べたり売ったりしているのである。

ポピュラーなのはまま炒り（そのままノーマルで炒っただけのもの）

と

ちょい辛い炒り（少し辛い味つけで炒ったもの）

これをハン生で炒ってもらい、塩で味付けするとまさにごちそうになる。

↓生産地でしか食べれないハン生カシューナッツ炒め

ご賞味あれ！

ちょいハン生

ほんのりやわらかく　あっつあっつをビールとかワインと一緒にごっくん！