本日偶然スリランカに関する記事を読んでいたところ、ハイチの地震に日本の国際緊急医療援助隊を派遣した際、スリランカ軍がそれを護衛していたという記事が出ていました
その記事を要約するとこんな感じ。
■中国は凄い勢いでハイチに応援を出した。
(中国軍の第一陣は地震発生から33時間でポルトープランスに到着した。米国、アイスランド、プエルトリコに続く早さ)
・中南米における台湾の影響力排除の影響
・米国の裏庭に影響力を及ぼすこと
■日本の国際緊急医療隊が現地入りしたのは、地震発生から9日目の1月21日。彼らは23日に医療活動を開始した。
・彼らの安全を守るのはスリランカ軍
・国緊隊の設営場所から1.5キロ先に、国連のスリランカ軍2個中隊が設営しており、国緊隊に危険が及ぶような場合、目と鼻の先から救援に駆けつけてくれるという想定。
この中で自衛隊派遣に関する法の手続きについて、櫻井よしこさんは言及されているのですが・・・・・・。
私が気になったのが、中国の動き。
■実は中国凄い勢いでスリランカへ来ています。
・南側(ハンバントタ)の港を建築しているのは中国
・コロンボからマータラ迄の橋を建築しているのも中国ゼネコン(ハンバントタの港を作っているのと同じ会社と思われます)
※一度建築中の橋が落橋し、工事が中止しているとの事だが、こちらの人達の意見を聞くと
「もともと日本のゼネコン2社が工事をしていた。その時橋が落橋し、それで工事が中止。仕方なく中国の企業が介入して、それで建設が再開している。」(都合の良い誤解)
・コロンボ市内にも大きなミュージアムを建設中。
日本も実はかつて大統領府(現在の)をスリランカに建築していますが、こちらについて現地の人の意見
「スリランカ風に作っているけど、あの屋根とか日本風で変だ。あれは日本人が間違えてスリランカ風を日本風につくってしまったと思う。」(大いなる誤解)
■事実:スリランカ出身の世界的天才建築家ジェフリー・バワによってデザインされたものを日本の政府がスリランカにプレゼントした。
と
いう訳で意識の中でも実業でも中国の巻き返しは凄いです。
また、スリランカでは現在沖合いで石油が発見されていて、そこにはロシアの企業が入って来ています。
①中国がスリランカに港を持つという事→インド洋沖に毎日通過する何千ものタンカー等の補給・補水基地として国としても巨額の金額の収益を宛てに出来るうえ、米国の極東艦隊に対してスリランカやアジアの国からの威嚇になるのでは?(素人考えですいません)
②ロシアがスリランカで油田を発掘するという事→今までの欧州のみならずアジア・アラブの国々にさらなる影響力を持つという事。
(こちらも素人考え。しかもロシアがインド洋迄出ばるとなると、ロシアもまた強大な影響力をアジア(エコノミーシフトの起きている)
に対して持つ事になる。
なんて事を素人の私は考えてしまいます。
日本のあれだけ沢山出して来たODAってなんで評価されないんでしょうかね?なんか計画性とか、もっと緻密な戦略があれば中国のようにもっとその存在を誇示できたのかなと思います。
日本はただ、彼らにプレゼントを出しただけで何も彼らの経済成長に貢献するような事を国家レベルで出来てないという事なのかなと。なんだか緻密でクオリティが高い計画的と言われるわたしたちではありますが、結局何も残せて無い国民なのだなと何故だか悲しくなりました。
※ちなみに韓国は歳出すると約束した津波の資金もまだ全額歳出出来ず、中途半端に作った津波用団地はこちらの政府の協力で資金ショートになるのを免れたとか(これも噂なので、真偽の程はわかりません!)
民間ではこんな人もいるのにね。
http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000001002220002
ちょいマザーハウスの焼き直し的感覚もいたしますが・・・・・。
http://motherhouse.seesaa.net/
上の日本国ゼネコンの事故に関してリンクを張らせていただいている「スリランカニュース」に掲載されていた事実と私が見聞きしたものと相違がある事が分かりました。
返信削除現在鋭意調査中です・・・・。