2009年7月7日火曜日

官僚たちの夏











日曜日に「官僚たちの夏」を見た。偶然見たのだけれども、これが見ごたえがあって面白かった。


敗戦10年目冷蔵庫、洗濯機、テレビが三種の神器と言われた時代の物語。


--------------------------------------------------------------------------
あらすじ
現在の経済産業省である元通商産業省の官僚である主人公(佐藤浩市)は
「国民自動車構想」なる構想を推進しようとする。
正式には「国民車育成要綱案」と言われるこの計画は、
・排気量350~500ccのエンジン
・4人搭乗して時速100キロkmが出せる
・走行距離10万キロを走っても大きな修理をしなくてよい
・60キロの走行でリッター30キロの燃費
・月産3000台
・工場原価15万円、販売価格25万円以下
などの条件を満たすことができる自動車を開発したメーカーには、国が製造と販売を支援するというものだった。
-----------------------------------------------------------------------------
日本独自の自動車産業が、当時綿等の安い繊維産業を中心に経済活動をしていた日本の復興を本物にするという思いが主人公を動かす事になる。

自動車課の課長だった主人公は人事をつかさどる秘書課へ移動し、東京オリンピックに合わせ国産小型自動車の製造に乗り出すが、色々な思惑と情熱が交錯する!というイカしたお話。



見ていてとても興味深かったのが、当時の日本人の心にとっては「敗戦」は本当に大きなトラウマだったのだという事だった。




何故か分らないのだけれど、
まあ昔からなのかもしれないのだけれど、
仕事を懸命にしている人というのは何だか美しい。

仕事を通した人生を垣間見る事はその人の色気やその人のプライベートを想起させるからなのかもしれない。

仕事の裏側にあるプライベートの部分が言葉にせずとも伝わってくるからなのかもしれない。

という訳で日曜日がちょっと楽しみ。

ハゲタカ萌だった私にとってはかなりツボの話だと思われ。

結局日本人が頑張る話が好きなんだなと実感(笑)


0 件のコメント:

コメントを投稿

ジェトロ ビジネスニュース(通商弘報) (スリランカ)

Travel Map